研究内容

プロジェクト4(3)

 今後これらの研究を更に進め、インスリン抵抗性を起こしている種々のモデル個体系を用いて、組織間の連携を調べ、ホルモン抵抗性状態における臓器の特性を明らかにしていく予定です。同時に、これらの補償機構の詳細を解明し、インスリン抵抗性の新しい治療法や治療薬の開発に役立てたいと考えています。

 また、このようなシグナル修飾のテクニックを用いた共同研究によって、ニワトリに肝臓に脂質を貯める白肝(ニワトリのフォアグラ)、肝臓に脂質を貯め筋肉の余分な脂質を減らした天然魚に近い養殖魚、ブタやウシの筋肉に特異的に脂質を貯蔵させた霜降り肉の調製法などを開発することによって、高質な食資源の開発を試みています。

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